リモートワークを支える技術

コロナのせいでフルリモートになってから1年くらい、それ起因でPCのセットアップを度々いじっていて、今日で大体いい感じになった気がするので買ってよかったと思っているものをシェアする。

USB-C to Ethernet アダプタ

Zoom をするときに "Your internet connection is unstable" と出ると不便なので、リモートワーク時代はインターネットにWi-Fiを使うのは避け、有線で繋ぐのが良い。ケーブル本数を抑えるため、USBも刺さる奴を使っている。部屋の配置と配線の都合で廊下のど真ん中をケーブルが横断する感じになりそれは不便なのだが、この問題は解決してない。

HDMI スプリッタ

自宅に4Kディスプレイが1つだけあるのだが、パソコンは私用と社用で2つある。勤務開始と終了で毎日2回ディスプレイをつけかえるとき、HDMIを2本ディスプレイに刺しておいてディスプレイのボタンをポチポチしてもいいんだけど、毎日やるにはポチポチの回数が多くて面倒くさいので、ボタンを一回押すだけで切り替えられるととても便利。

これを買う前は 別のHDMIスプリッタ を使っていたのだが、どうもこれは電力供給がコネクタ1側に依存していて、そっちのマシンがスリープ状態になるともう一方の画面がたまに点滅するという問題があったので買い替えた。ほぼ同じ値段での買い替えでこの問題が解消できたのはよかった。

キーボード・マウス スイッチ

キーボードとマウスのUSBも毎日2回抜き刺しするのは明らかに面倒なので、これもボタン一つで切り替えられるようにしておくと便利。これだけはたまたま前から持ってるやつで、9年使っているが全く壊れてないし安いのでお勧め度が高い。

ボタン1つでHDMIとUSBを両方同時に切り替えられる奴使った方が便利なんじゃないのと思うかもしれない。実際 これこれ を買って試したのだが、なんか画面の切り替えがうまく動かない不具合が頻発したので返品した。結果として、HDMIだけは別のボタンで切り替える方が安定性の観点から体験が良かった。

ヘッドホン to USB アダプタ

Apple EarPodsiPhoneに付属してくる上に個別で買っても安く、形や耳障りがPixelのそれに比べて良く、音質も無難で、そのままマイクにもなるお気に入りのイヤホンなのだが、3.5mm 端子をそのへんのデスクトップマシンのライン出力に刺しても、マイク用端子は別なのでマイクが動かない。*1

ヘッドホンスプリッタを使えば普通はいいのだが、この辺のApple製品は非Apple製品と互換性がないという噂があり、実際 これ を買ってみたが、Linuxでは低音質でマイク入力ができるがWindowsでは何故か全く使えないという感じだった。

なので、Apple純正のUSB-C to ヘッドホンアダプタを買い、さらに USB-C to USB (Type-A) アダプタ に接続してやる *2 ことで、社用MacBook Proと私用デスクトップマシンのWindowsLinux両方でマイクが綺麗な音で入るようになった。上述のUSBスイッチは2つしか口がないのだが、小さなUSBハブ をつなげてやることで、1つのボタンでキーボードとマウスとイヤホンが全部切り替えられるようになった。

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最終的はこういう感じに落ちついた。便利。

*1:そもそも、元はデスクトップマシンでマイクを使う用事がなかったのでマシンごとに別のApple EarPodsをさして使っていたのだが、イヤホンが2つデスク上にあると、間違って今使ってない方のマシンに繋っている方をつけがちという問題もあった。大学院の授業のグループプロジェクトで毎週他の生徒とGoogle Meetで通話をする用事ができたので、私用マシンでもEarPodsでマイク使いたいなと思い、今回これら2つの問題を解決した。

*2:僕のデスクトップマシンにUSB-Cの口がないため。あとこれにより上述のスイッチが使える。